現代教育新聞「学校教育データ」のページより。元ネタは警察庁の調査。
http://www.gks.co.jp/y_2001/s-data/ziken/04070701.html
ケータイがないと仲間とうまく行かない――青少年の意識と携帯
警察庁は６月24日、「青少年の意識・行動と携帯電話に関する調査研究」の概要をサイトで公開した。
同調査は、青少年の携帯電話（PHS含む。以下同じ）や出会い系サイトの利用および実態について調査したもので、城・千葉・石川・大阪・岡山・大分の６府県に住む一般少年と、2002（平成14）年10月〜12月に全国で検挙・補導された非行少年の計4382人を対象とした。
一般少年の調査時期は2002（平成14）年９月〜12月、非行少年は2002（平成14）年10月〜12月。それによると、携帯電話の使用状況は一般少年と非行少年で大きく違い、一般少年が１日に電話2.7回に対し、非行少年が7.7回、メールが一般30.5回に対し、非行42.6回。
また、出会い系サイトを利用したことがあるのは一般少年18.5％、非行少年30.7％。女子では、出会い系サイトを「援助交際の相手方を探すために利用した」が一般中学生０％、非行中学生13.5％、一般高校生3.3％、非行高校生12.2％。
そのほか、出会い系サイトを利用する高校生の携帯料金は月１万4000円（利用しない群9000円）で、そのためにアルバイトをした者は47.3％（利用しない群24.2％）。携帯電話の使いすぎで寝不足になったことが「よくある」「時々ある」の合計では、同じ非行高校生女子群でも、出会い系利用群で45.2％、非利用群で22.5％と、出会い系の利用で大きな違いが出た。
「携帯電話を持っていないと仲間とのつき合いがうまくいかない」かどうかの質問に「そう思う」と答えた者の割合では、一般少年と非行少年で20ポイント以上の差があり、特に一般中学生女子で19.7％だったのに対し、非行中学生女子では48.3％もの者が「そう思う」と答えた。
【詳細：警察庁】
http://www.npa.go.jp/safetylife/syonen16/keitaityousa.pdf
うーむ？
