ニート率 学歴で差

http://eri.netty.ne.jp/educationnews/2005_06.htm#23_01

仕事も進学もせず職業訓練も受けない「ニート」になる割合は、中学卒や高校中退者の方が、大学や大学院卒より高いことが、厚生労働省所管の研究機関の調査で分かった。こうした調査は初めてで、担当者は「学校での職業体験を充実させ、中退者を減らす努力が必要」と訴えている。調査は独立行政法人労働政策研究・研修機構」が22日公表した「若者就業支援の現状と課題」で、総務省の2002年就業構造基本調査のデータを詳しく分析した。それによると、15〜34歳の男子の場合、中学卒(高校中退者を含む)120万3,000人の中で、ニートになっている割合が9.8%なのに、高校卒582万6,000人中では3.6%、短大・専門学校卒179万3,000人中では1.2%、大学・大学院卒369万3,000人中では1.3%だった。女子の場合、中学卒から大学・大学院卒まででニートになっている率は順に8.6%、2.3%、0.9%、1.3%で、男女ともに高学歴ほどニートの率が低い傾向にある。
[2005年6月23日付 毎日新聞より要約]

まぁな。