大竹『経済学的思考のセンス』

あと一冊、業務用の本を。
あれこれ気散じの本を買いたかったのに、いいのがみつからず。
欲しかったのになかった本。
共産主義者宣言

共産主義者宣言

まあね、もう新しくもないからね。店頭ではね。
スルーした本。
学校のない社会への招待―“教育”という“制度”から自由になるために

学校のない社会への招待―“教育”という“制度”から自由になるために


『経済学的思考のセンス』だけさっと読んだ。
うーん、「経済学の本質はインセンティブと因果関係を理解することにある」、というわけで、需要曲線と供給曲線がどうのこうのみたいなそういう話はでてこないで、美人は給料が高いとか、背が低いと給料が低いとか、まぁそんなはなしばかりではなくて最後には所得格差とか再分配とかそういう話になっていくのだけれど、まぁ、変化球から入ってストライクゾーンに決める、みたいな本ではある。
そこでこれ、学生に読ますかどうかという話なのだけれど、うーむ、ゆっくり読んでいくぶんには面白いだろうけれど、とくにさいしょのほうの掴みネタが奇矯なんで、そのへんでなげっぱなしにされてしまいそうな気もする。
のでびみょう。