塾講師を招く学校 増加

http://eri.netty.ne.jp/educationnews/2006_04.htm#16_01

保護者の学力向上への要望の高まりを背景に、塾講師を招くのは高校では、公立、私立とも全国に広がり、小中学校でも東京を中心に増え始めている。今春開校の千代田区立九段中等教育学校では、開校と同時に土曜に開く英語と数学の補習を大手進学塾に委託した。一貫校として学力を伸ばすことが求められ、委託はその一環という。文科省によると放課後や休日の補習についての規制はなく、教える人に教員免許も必要ない。また、正規の授業も外部講師が学校の教員と一緒に行えば問題ない。団塊の世代の退職が始まる一方で財政難、少子化で増やしにくくなった教員に代わり、必要な時だけ依頼できる塾講師の需要が高まっている。
[2006年4月16日付 日本経済新聞より要約]