産官学が技能継承に向け、動き出す

http://eri.netty.ne.jp/educationnews/2006_06.htm#14_02

2007年に迎える団塊世代の大量定年を目前に、ものづくり現場において、技能の継承が大きな課題となっている。アジア各国の急激な追い上げもまた、企業の危機感に拍車をかけている。この難局を乗り切るべく産学連携の人材育成を行うという試みがはじまった。東京工業大の「スーパーマイスター」、近畿大の「鋳造エリート」大阪工業大の「物作り革新リーダー」など未来に向けた模索が始まろうとしている。経済産業省も「アジアをしのぐ、日本の活力維持には強い人材がかかせない」と、産学連携による技能継承を支援する制度を作った。
[2006年6月14日付 毎日新聞より要約]