「教委の権限強化検討へ いじめ問題受け規制改革会議で」・・・「教委の権限強化」の内容にちゅうい。

↑とかいっていたら、たとえばこういう記事。
http://benesse.jp/news/asahicom/TKY200610200424.html

06.10.21 10:25
教委の権限強化検討へ いじめ問題受け規制改革会議で
 佐田規制改革担当相は、政府の規制改革・民間開放推進会議草刈隆郎議長に対し、教育委員会の権限・機能の強化に向けた検討に着手するよう求めた。佐田氏は、北海道と福岡県で起きた児童・生徒のいじめ自殺問題で教育委員会の対応が不十分だったとの考えから、20日の閣僚懇談会でも関係閣僚に理解を求めた。「教育再生」を最重要課題に掲げる安倍首相も教育委員会の活性化に取り組む意向で、首相直属の教育再生会議でも検討課題になる見通しだ。
 これまで推進会議は、教育委員会制度について「硬直化した文科行政の上意下達システム」などと批判し、教委の権限を首長に移すために設置義務の撤廃を主張。それを実現する構造改革特区の導入も検討した。だが、教育委員会の廃止につながると危機感を強めた自民党文教族文科省の反発を受け、スポーツなど一部の事務のみを首長に移譲する「妥協案」で決着した経緯がある。
 これに対し、佐田氏は20日の閣議後の記者会見で「いじめ自殺が社会問題化している」としたうえで、「責任ある教育のためには、教育委員会をしっかりしないといけない。責任をもった教育委員会を確立していかなければならない」と強調した。「教育委員長や(事務局トップの)教育長の権限が非常にあいまいになっている」とも指摘した。
 佐田氏の草刈氏に対する今回の要請により、これまで教委の権限を弱める方向の改革を進めてきた推進会議が方針を転換させる可能性がある。
 一方、安倍首相も今月5日の衆院予算委員会で「地方における教育の担い手は、やはり教育委員会だ」と述べ、「教育委員会制度の活性化に資するように改革を進めたい」と答弁した。
 18日に開かれた教育再生会議の初会合でも、委員を兼務する義家弘介担当室長が「教育委員会の改革も必要だ」と提起している。

「いじめ問題」なら「いじめ問題」は、たんにいじめが問題だと言っているってだけではなくて、
むしろ、
なんか事件が起こったのを足がかりにして、わあーっと言説が組み立てられていって、それによっていっきにシステムの歯車が動く、
みたいなことだと思う。
「教委の権限強化」の内容にちゅういしてみていくこと。