『鳥』みてしまう。

鳥 [DVD]

鳥 [DVD]

ローカル局でちょうど始まったところにちょうどチャンネルが合ってしまい、まぁ何度も見たしいいか、と思っていたのだけれどやはりついつい見てしまう。
ティッピ・ヘドレンが意外とすらっとしていて輝くようなブロンドのヒッチコック美人をちゃんとやってた。
なんか、西部劇の鳥版みたいで、ハリウッド映画はなんでも西部劇でまかなってしまうんちゃうのってかんじだったけれど、孤立してインディアンの襲撃を耐えるキャンプ、みたいな撮り方。鳥が火を恐れるなんて根拠はないのに、「火を絶やすな!」なんつってるのは、いかにもである。ティッピ・ヘドレンが男の妹にプレゼントしたつがいのインコがいて、これが西部劇で言うところの混血の美少女の役回り。さいごにインコの籠を持って自動車で脱出するところとか、そういうつもりで見るとパロディすれすれである。