非常勤回りの途中で買った本。『愛と暴力の現代思想』『生命と現実』『スキャナー・ダークリー』

愛と暴力の現代思想

愛と暴力の現代思想

生命と現実 木村敏との対話

生命と現実 木村敏との対話

スキャナー・ダークリー (ハヤカワ文庫SF)

スキャナー・ダークリー (ハヤカワ文庫SF)

『スキャナー』は、以前『暗闇のスキャナー』で読んでいて、山形という人は勝手な癖のある訳文を作る人だなあと思っていた。まぁ、新訳なのでまた買った。
『愛と暴力』読んで、かなりよかった。詩だ。そんでもってすごく正しい。そんでもってただならず不穏である。にたかんじの本で『ミッキーマウスのプロレタリア宣言』てのもあったし『「負け組」の哲学』てのもあったけれど、『負け組』よりこっちだな。『ミッキーマウス』にかんしては、この本にはミニーマウスが登場するのだけれど、その文章、巻頭の「恐怖力」って文章がとにかくすばらしいので、その小文だけで『ミッキーマウス』本と併せて読みたくなる。
ミッキーマウスのプロレタリア宣言

ミッキーマウスのプロレタリア宣言

「負け組」の哲学

「負け組」の哲学