通勤電車で読む大塚『キャラクターメーカー』

『キャラクター小説の作り方』というのがいい本だと思っていて、だけど学生さんに薦めるにはちょっとごちゃごちゃしてるかなという気もしてもひとつ薦めてなかったのだけれど、今回のは、コンパクトで要を得ててよかった。物語の構造分析、的なものの、「感触」をうまく伝えたいときに。
また、手塚治虫の「マンガ=記号」説が、戦時中のフォルマリスティックな映画批評の語彙を援用したものであるという説が書いてあって、もしほんとなら面白い。