通勤電車で読む『「サザエさん」的コミュニティの法則』。いい本なのにサザエさんのところが有害。法則もべつに書いてないし。

「サザエさん」的コミュニティの法則 (生活人新書)

「サザエさん」的コミュニティの法則 (生活人新書)

研究室として学生に薦めた本。自分が未読だったので読んでみるの巻。たぶん知り合いの師匠で、新刊のときに「むむ?」と思ったけれど、「サザエさん」ってきわめて危険なNGワードなので、スルーしてたんである。そのあと、学生に薦める本のリストを相談して決めて、その中に入れた。ので、やはり読んでみた。基本的には、コミュニティについてわかりやすくうまく書いてあるよい本だと思った。ただ、やはり想像したとおりに、「サザエさん」がでてくると、よくない。なんか、コミュニティの話をあれこれ書いて、唐突に「サザエさんの第何巻何話で・・・」と引っ張ってくる。それ要らないし、むしろ有害と思う。