「少女地獄」『夢野久作全集８』をちらっと再読。

夢野久作全集〈8〉 (ちくま文庫)

学生が本を読みましたと言って、『少女地獄』と言ってたので、あれ？と思ったけれどやはり夢野久作だった。そういうイメージの学生さんではなかったので、いろいろ聞いてみたら、やはり気持ち悪かったというのが感想のようで、残念ながらそこから『ドグラ・マグラ』に進んでいくベクトルはなさそうだった。
ともあれ、ひさびさに「少女地獄」を読んでみようと思ったら、角川文庫はやはり研究室にはおいてなくて、かわりにちくま文庫版の夢野久作全集のがあったのでそれを帰りの電車で読む。ま。気持ち悪いですわね。