通勤電車で読む『善き書店員』。ふつうの本屋さんの店員さんたちのロングインタビュー。おもしろい。

善き書店員

善き書店員

某ほがらかな出版社の本で、ちらちらと評判を見かけていたのを読んで、おもしろかった。ふつうの本屋さんの店員のひとたちへのロングインタビューで、6人で1冊だからかなりのロング度である。で、正確には、最初と最後のインタビューが、ほがらかな出版社のサイトの連載「女のひとり飯」(http://www.mishimaga.com/onna-hitori/014.html)をいつも楽しみにしているというので自分内有名な人、また、某有名観光地化した書店の店長の人のインタビューもあって、まぁ見覚えゼロの名前の人たちではないわけだし、いずれも書店界隈ではがんばってる人たちのようには読める、にせよ、まぁしかしふつうの本屋さんの人のインタビューである。へえ、本屋さんの仕事ってこうなのか、と思うところもあり。単純に知らなかった的な。あと、某有名観光書店店長の、著書を読んで面白かった覚えもあるのだけれど、こういうふうにふつうの本屋さんの並びの中でインタビューを読むと、やっぱ「ふつう」いいよな、と思う。