『MY ベスト・フレンズ』。ちょいちょいキャメラが犬主観に入る。

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トラボルタが負け犬の役で、妻はヤク中で死んでいて、娘と二人で暮らしている。で、ヤク中死妻の弟がカジノか何かをやっていて羽振りがいいけど悪党であると。で、この義弟というのが(たぶん)ロリコンかつシスコンで、亡くなった姉の娘すなわちトラボルタの娘に執着して引き取ろうとするわけで、トラボルタを罠にはめるんで、トラボルタは娘を連れてシカゴからサンフランシスコにトンズラ、しかし義弟も執念深く追いかけてきて・・・という話。なのだけれど、それはそれとして、映画冒頭で義弟のカジノの地下で行われる闘犬賭博で負けて捨てられた犬(ドーベルマン)、というのが出てきて、それを奇しくもトラボルタの娘が見つけて命を助けて、飼おうとしたらトラボルタに反対されてまた捨てられてしまうわけだけれど、じつはこの映画、この犬がなぜかシカゴからサンフランシスコまで自力でトラボルタ親子を追いかけて(なぜそんなことができたのかほとんど科学的には理解不能)、義弟の魔手から娘を救うという、そっちのほうがある種メインのおはなし。なので、ちょいちょいキャメラが犬主観に入る。ガラガラヘビに追いかけられたりとか。