『今日もかるく絶望しています。』読んだ。ごくふつうのことが、「私って変でしょう!」的なかんじで書いてある。

某日、散歩の途中で本屋で続編のほうが平積みになってたのを見かけて、そのごブックオフで1冊目のが並んでたので購入。人付き合いが苦手な主人公がそのことを繰り返し書いて「私って変でしょう!」とアピールしてる四コマまんが。まぁしかしふつう。
あとがきにいわく、

この作品を描いた最初のきっかけは、
失恋をして落ち込んでいる私に
「すばるちゃんメンヘラすぎてうけるからメンヘラの漫画描けば!?」
と言った友人の一言でした。

だそうで、まぁ周囲に恵まれてないんだなということはわかる。けれど作者もにたようなもんなんだろうなとは思う。
おはなしのさいごのところで、主人公はカウンセラーをめざすことになる。悩んだ自分だから悩んでいる人を救えるみたいな甘い考えでカウンセラーをめざすというのは絵に描いたようなダメなパターンで、これはほぼ潰れると思う。でもそういうのはごくふつうに観察されるよくあるパターンなので、ようするにこの本は、ふつう。