このところ断続的にずっと読んでいた『ドゥルーズとガタリ交差的評伝』。

ドゥルーズとガタリ 交差的評伝

ドゥルーズとガタリ 交差的評伝

たぶん2カ月ぐらい前からじゃないかとは思っているのだけれど、枕元に置いて、ときどき読んでいたのが、ようやく終わった。ふつうの伝記みたいなところは、へえそうなのかというかんじで読めるし、それぞれの年代ごとの理論に立ち入った章も多くてそれに関してはどうせ読み飛ばすわけだけれど、それにしたところでずいぶんかかったものである。
昔、ガタリが来日して大学祭に来た時に見に行ったので、じぶんの数少ない「見たことのある有名人」だったわけだけれど、ついさっきさいごのあたりでちらりと出てきた日本の歯医者さんというのが、たぶんあそこだと心当たりがあるかんじで、妙な感じがする。