通勤電車で読む野田俊作『アドラー心理学を語る(1〜4)』『アドラー心理学でクラスはよみがえる』。わるくない。

性格は変えられる (アドラー心理学を語る1)

性格は変えられる (アドラー心理学を語る1)

グループと瞑想 (アドラー心理学を語る2)

グループと瞑想 (アドラー心理学を語る2)

劣等感と人間関係 (アドラー心理学を語る3)

劣等感と人間関係 (アドラー心理学を語る3)

勇気づけの方法 (アドラー心理学を語る4)

勇気づけの方法 (アドラー心理学を語る4)

職場の職員の方と、本の話をするようなことがあり、なんやかんやで野田俊作あたりいいですよと勧めることがあって、それならばついでにまとめて研究室の蔵書に入れておこうということで購入し、せっかく買ったんだからついでに読んでないのを読むかと。
で、これ、買ってみたら、過去に出版された語りおろしや講演録やの再編集もので、以前読んだ(http://d.hatena.ne.jp/k-i-t/20061209#p1)文章も含まれてた。でまぁ、そりゃそれでまぁおもしろいので読み返す分にはかまわないし、以前読んだのは私物の本で今回は研究室蔵書に入れるのでべつに内容が重複してもかまわない。で、元の本や語りは、だいたい80年代から90年代にかけてのもので、いちおう再編集するにあたって加筆修正等しているようだけれど、まぁ大筋は今でも通用するからということで大筋は変わっていない。なので、80年代っぽいかんじの、ニューエイジとか(ケン・ウイルバーとか!)、そういうのも参照されててちょっと懐かしい。
でまぁしかし、いちばんの驚きは、各巻のあとがきで、『嫌われる勇気』の人(http://d.hatena.ne.jp/k-i-t/20110317#p3)とか、テレビコメンテーターでおなじみの精神科医の人とかが、野田俊作を師と仰ぐような文章を寄せていること。そうなのか。

なんとなく検索していたら出てきたブログ記事。
野田俊作さんの岸見一郎さん批判に思う: 鬼蜘蛛おばさんの疑問箱