通勤電車で読む『マンガ ビジネスモデル全史』。おもしろい。

マンガ ビジネスモデル全史 創世記篇

マンガ ビジネスモデル全史 創世記篇

マンガ ビジネスモデル全史 新世紀篇

マンガ ビジネスモデル全史 新世紀篇

某日、散歩してて、自転車で少し行ったところの本屋で、以前読んだ本の続編みたいのが平積みになってておもしろそうだったので、読んでみた。
通勤電車で読む『マンガ 経営戦略全史』。テイラーからはじまる経営学の有名人50人ぐらいをダイジェスト。おもろい。 - クリッピングとメモ
で、やはり「ビジネスモデル」というのは自分的にけっこう喚起力が強いことばなので、たとえば大学改革とかについて、「ビジネスモデル」という語彙で考えたらちょっと違うニュアンスで考えられないかなと。まぁ単純に言うと、教育的価値みたいな湿度がカラッカラに抜けた考え方ができるかなとか。誰が顧客(あるいは広くステークホルダー)で、何が資源で、どんな価値を創造し、そこからどうやって収益を得るか、というのを、図式として考えるのにいいかなとか。でもって、そのビジネスモデルは、状況とか環境の変化によって劇的に変更を強いられる、とか。たとえばトロウの高等教育のモデルは、ビジネスモデルの変更について描いてるよね、とか。まぁ、あたりまえといえばあたりまえのことかもしれないけれど、自分的にはこのての本には感ずるところがあるわけである。