『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』みた。ダンスってなんなのかね。

Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち [DVD]

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もうずいぶん前に、『コンテンポラリー・ダンス徹底ガイド HYPER』という本が面白くて、ダンスいいかなと思ったものだった。
しんどい6月も下旬に差し掛かった。 - クリッピングとメモ
週末に読んでた『どうせダンスなんか観ないんだろ!?』『ダンス・バイブル』。正しくて漢気があっておもしろい。読むべき本。 - クリッピングとメモ
まぁしかし、ダンスなんて実物を見る機会もないし(っていうかあるんだろうけど見に行かないし)、もちろん自分がやるわけでもないので、その後特になにがどうなったというわけでもないのだけれど。で、なにしろピナ・バウシュという人についての(というかピナという人が亡くなってから、彼女のカンパニーの人たちのダンスとピナについてのひとこと、みたいなのをずっと映してる)ドキュメンタリー映画であるということで、昔に録画してつんどくになってたのをなんとなく見た。そうそう、ピナ・バウシュの作品「カフェ・ミュラー」というのはEテレでやってたのをたしかこれも録画して見たことがあったと思うけどその一場面も出てきた。なんかやはりダンスというのはわからんなというところだけれど。しかし、なんていうか、身体を自由に動かす能力というか、身体の動きの語彙力とか、新しい動きとか身体の新しい存在感とかを発見していく力とか、大きな動きっていうかまわりの空気そのものをガッとつかまえて変えてしまう、空間を作り上げてしまう力とか、それが集団としてとか、舞台装置の中でとか、どんなふうにアレンジメントされて、構成されていくのか、とか、なんかそういうとこに関心あるなあという気はする。まぁしかし見てわかるわけでもないけれど。それで見終わってみたら、監督がヴェンダースだった。ああなるほどというかんじっていうか。