通勤電車で読む『ゲンロン戦記』。

片仮名でゲンロン、という会社名?誌名?ブランド?なんかよくわからないけど、なんか名前のセンスはやっぱしキモいな、と思いつつ、じつは以前(https://k-i-t.hatenablog.com/entry/20170718/p1)、コミュニティを作らないといけない、という主張にはまったくもって共感してたので、じつはその舞台裏で、中小企業の中年ポンコツ社長としてじたばたしていたというのを本書で読んで、おもしろかった。他人がポンコツだったり失敗したり苦労したりする話はおもしろいわけだし、なんか妙に殊勝なことを書いてるのを見ると、苦労というのもまんざら嘘でもないのだろうな、ちょっとぐらいキモくても許そうかな、というふうにも思える。あ、でも、この人、前も思ったけど(https://k-i-t.hatenablog.com/entry/20100807/p1)、なんでわざわざ顔写真を表紙にするかねえ。やっぱまだ苦労がたらないのかな。