『父として考える』読んだ。

父として考える (生活人新書)

父として考える (生活人新書)

散歩で立ち寄った本屋さんで、新書の棚に、表紙をこっちに向けて新刊で並んでるのだけれど、生活人新書は帯が太くて、そしてその帯にでかでかと、浮腫んだ中年男ふたりの写真が載っているので買いたくなくなる。で、その中年男ふたり、というのがじつは著者のひとたちで、どうやらふたりとも幼稚園ぐらいの娘がいるということで、なんかデレデレと喋っていてきもちがわるい。きもちわるい中年男がデレデレときもちわるくしゃべっているきもちわるい本、という印象になってしまうのは、たぶん、この人たちが自分の本に自分の顔写真をのせてるからで、つまり、たぶんブックデザインの人とか?は、あなたたちのその顔はきもちわるいからおもてに出すのはよしたほうが印象がいいですよ、と心では思っていたか知れないものを敢えて載せた、という感じがしてしまうからで、そういうなんていうか、鈍感そうなっていうか、ようするにいかにも満足げに太って浮腫んだ顔なわけで、なんかこう、うわーきもちわるいなあー、という先入観になってしまうというものなのだ。