つんどくの中にあって、いずれにせよなにかのモチベーションがあって録画していたのだろうけれど思い出せない。見てみたらおよそまともな映画ではなかった。忍者武芸帖、というのだけれど白土三平『忍者武芸帳』(
忍者武芸帳 - Wikipedia
)とはさしあたりあまり関係なさそう(そういえば「帖」の字がびみょうに違う…)だが、少なくとも忍者、というのだから忍術映画だろう、戦国時代に暗躍した忍者たちの死闘を描いたものだろうな、そして「百地三太夫」という人が主人公なのだろう、と、まぁ予想しながら見ると、はじまって3分ぐらいで百地三太夫が死んでしまう。で、主人公は三太夫の息子で、秀吉の放った忍者軍団の追撃を逃れて明に渡り、10年後にカンフー使いの真田広之になって戻ってくる。1980年ふうのロン毛にパンタロンに中国服で、JACじこみの殺陣@カンフー風に、よくわからないダンス、よくわからないランボーふうの上半身裸(ただしなぜかランボーよりも2年早い)、よくわからない挿入歌、といった、真田広之満載の忍者カンフー映画。