『狂い咲く、フーコー』読んだ。大著『フーコー研究』執筆者ら32人によるオンライン・シンポジウム(販促イベント)の記録が新書本になったという。

なんかフーコー関連で新書本が出てるじゃないかと思って読んでみたところ、京大人文研のグループの成果である大著『フーコー研究』の、出版記念シンポジウム記録を文字起こし・加筆したものだった。なので、『フーコー研究』の執筆者一同にコメンテーターをくわえた32人が次々と登壇してちょっとずつ各論考にかかわって喋る、それがそのまんま新書本になっているという。でまぁ、『フーコー研究』ははやくもすでに本棚でインテリア化の危機に陥りつつあったところなのだが、この新書本のおかげで、やはりちょっと読んでみようかなという気に少しなったのはよいことである。