『読書会入門』読んだ。生涯教育専攻の学生さんに勧めるにはまぁよい本だしさらっと読みやすい幻冬舎新書。

ひきつづき新書を。「日本最大規模の読書会コミュニティ「猫町倶楽部」」の主催者の人が著者。読書会そもなんぞや、とか、こんなきっかけや経緯ではじまっていまや日本最大規模に至ったのだ、とか、どんな効果が、とか、こんなふうに運営していて、本を読む以外にも活動が広がるしコミュニティになってるよ、こういう良さがあるよ、等々。さらっと読みやすい。読書会という形態の学習機会(ていうかたのしみの機会でもあるね)が世の中にはあって、たくさんの人たちがやってるよ、なかなか面白いもんですよ、ということは、生涯教育を勉強している学生さんたちには知ってほしいし、その入門の新書としてはけっこういい。まぁしかし、これから生涯教育を勉強しよう(まだ勉強してない)という大学生が手に取るには、ちょっと引きが薄いかなあという懸念もある。リストに入れておくというより、授業で紹介するほうがいいかも。