大学生就職内定率61%で改善傾向だそうで。

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/edu/news/20041111k0000m040059000c.html

就職内定率:
大学生61%、高校生39% 改善傾向に
 来春卒業予定の大学生のうち、就職希望者の10月1日現在の内定率は61.3%で、この時期としては過去最低だった昨年をわずかに上回っていることが10日、厚生労働、文部科学両省の共同調査で分かった。高校生は求人数が2割以上増加し、9月末現在の内定率は昨年同期を4.4ポイント上回る38.9%となった。厚労省は、企業業績の好転が反映しているとみているものの、楽観できないとしている。

 大卒予定者の調査は、全国の大学、短大、高専専修学校計108校の5860人を対象に実施。大学生の就職希望率は73.6%(昨年同期比1.2ポイント増)、内定率の61.3%(同1.1ポイント増)は96年の調査開始以来、最低だった昨年を辛うじて上回った。男女別では、男子62.9%(同1.8ポイント増)、女子59.2%(同0.1ポイント増)で、いずれも、わずかながら改善した。

 高校生は厚労省の独自調査で、学校・公共職業安定所の紹介を希望する生徒についてまとめ、求職者数は19万7000人(同2.0%減)、求人数は19万1000人(同25.9%増)、求人倍率は0.97倍(同0.21ポイント増)、内定者は7万7000人(同10.6%増)だった。男女別の内定率は、男子44.0%(同5.4ポイント増)、女子33.1%(同3.2ポイント増)で、徳島、沖縄県を除く45都道府県で改善した。

 厚労省若年者雇用対策室は「求人が増えており、内定率を押し上げている。企業の状態が良くなっている感じはあるが、大卒に対しては厳選採用の傾向が続いており、楽観はできない。高校生の内定率は地域間格差があるうえ、求人数が増えてもミスマッチもある。中小企業はもう少し様子をみて採用を決めるのではないか」と分析している。【大石雅康】

毎日新聞 2004年11月10日 20時15分

去年までのデータが

厚生労働省統計表データベースシステム 統計調査別公表データ
「大学・短期大学・高等専門学校及び専修学校卒業予定者の就職内定状況等調査 平成15年10月」
http://wwwdbtk.mhlw.go.jp/toukei/kouhyo/indexkr_21_1.html