就職内定率:高校、大学とも昨年上回る 景気回復など反映 / 平成17年度大学等卒業予定者の就職内定状況調査(2月1日現在)について

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/edu/news/20060311k0000m040057000c.html

就職内定率:高校、大学とも昨年上回る 景気回復など反映
 今春卒業する大学生の就職内定率は2月1日現在で85.8%となり、前年同期を3.2ポイント上回っていることが10日、厚生労働、文部科学両省の調査で分かった。高校生の内定率も85.3%と前年同期より3.7ポイント高く、景気回復に加え、団塊世代の大量退職を控えて企業の採用意欲が高いことをうかがわせている。

 大学生の内定率は男子87.3%(前年同期比3.8ポイント増)、女子84.0%(同2.5ポイント増)。短大生は69.0%(同3.0ポイント増)、高等専門学校生は93.7%(同4.8ポイント増)、専修学校生は76.2%(同0.9ポイント増)だった。

 高校生への求人数は28万4000人と16%増えた。求職者18万9000人(同0.3%増)に対する求人倍率は1.50倍(同0.20ポイント増)で、内定者は16万1000人(同4.9%増)。求人倍率都道府県別にみると、高水準だったのは▽東京5.92倍▽大阪2.70倍▽愛知2.57倍▽広島2.24倍。一方、▽青森0.47倍▽高知0.49倍▽鹿児島0.53倍−−など14道県が1倍を下回った。【大石雅康】

毎日新聞 2006年3月10日 19時44分 (最終更新時間 3月10日 21時33分)

文部科学省の当該アナウンスはこっち。
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/18/03/06030811.htm
表やグラフもあり。

調査結果の主な概要

1) 大学、短期大学、高等専門学校全体の就職内定率は84.1パーセントで、前年同期を3ポイント上回る。
2) 大学の就職内定率は85.8パーセントで、前年同期を3.2ポイント上回る。
3) 短期大学の就職内定率は69パーセントで、前年同期を3ポイント上回る。
4) 高等専門学校の就職内定率は93.7パーセントで、前年同期を4.8ポイント下回る。
5) 専修学校の就職内定率は76.2パーセントで、前年同期を0.9ポイント上回る。