日本の子供 10時以降の就寝が半数(NTS教育ニュース)

http://eri.netty.ne.jp/educationnews/2005_02.htm#10_01

生活用品メーカー「P&G」が運営する研究機関「パンパース赤ちゃん研究所」の調査で、4歳以下の子供の半数近くは午後10時過ぎまで起きていることが分かった。昨年12月に0〜4歳児を持つ全国の母親521人にインターネットで調査、同年3〜4月、フランスとドイツ、イギリス、スウェーデンで0〜3歳児の母親計1,983人に行ったネット調査と比べた。子供の就寝時間を、午後7時以前、7〜10時、10時以降の3つから選んでもらったところ、「10時以降」の回答者が最も多かったのは日本で47%。次いでスウェーデン27%、イギリス25%と続く。逆に午前7時以前はドイツ36%,イギリス33%、スウェーデン26%と続き、日本はわずか1%と最下位だった。10時以降に寝かせている母親の76%は「夜更かししている」との自覚があったが、24%は「就寝時間はちょうど良い」と答え、夜更かしさせている自覚がなかった。遅寝を続け、朝日をしっかり浴びない子どもは、体温やホルモンなど体のリズムが崩れたり、精神的にも不安定になる恐れもあることから、遅くても午後9時までには寝かせて欲しいと注意を促している。
[2005年2月10日付 毎日新聞より要約]