指紋認証があてにならないというはなし。

ITmediaモバイル:おサイフケータイに潜む、知られざる“影”とは」
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/0503/08/news008.html
ほうほう。
↓こちらのかたがくわしく書いてはる。
「junhara's blog「携帯が危ない」」
http://jun.typepad.jp/junhara/2005/03/post_1.html

ドコモモバイル社会研究所のシンポが有楽町の朝日ホールで5日開かれた。東大先端研の玉井克哉教授がこんな話をした。
 携帯の暗証番号は10秒もあれば、盗まれる。本人確認のための携帯の指紋照合システムは、グミを利用した偽造指紋で簡単に破られる。Felicaなどの非接触型ICカードが入った携帯からは個人情報が、接触せずに簡単に盗まれる。
 携帯に限らず暗証番号を自分の誕生日に設定している人は多い。誕生日を利用した暗証番号だと365通りくらいしかないから、読み取り機があれば10秒で盗むことが可能だそうだ。その実験ビデオが紹介された。トイレにたった時、テーブルに携帯を置き忘れたら、簡単に暗証番号は盗み出せるという実演だった。
指紋も子どもがお遊びに使うグミを利用すると、携帯に残された指紋跡から簡単に指紋のコピーが作れるのだそうだ。これも実演ビデオを見せられた。

すてきだなぁ。
私は今のところ携帯というものを持っていないのでたにんごとのように聞いてるわけだ。
グミ指」というのだそうだ。なるほどねい。
この話が素晴らしいと思うのは、よくわかんないけど、一回どこかから指紋を入手すれば、その後、その人が死ぬまで(指紋は変わらないので)いろいろな認証にぜんぶ使えるんじゃないか、ということだ。
SFみたいになってきたな。

つかたぶん、「グミ指」っていう単語が自動的に笑えるんだろうな。

「指紋付きカードで出国審査 旅券照合を省略 法務省検討」
http://www.asahi.com/national/update/0312/TKY200503120666.html
なんかSFみたくなってきた。