本日のCD。イルリメさん。ニーノ・テンポ&エイプリル・スティーブンス。

Quex

Quex

Sweet & Lovely: Best of Nino & April

Sweet & Lovely: Best of Nino & April

どっちも一曲ぐらい聴いてなんとなくやめたけど。イルリメさんのほうは、以前聞いたときの記憶よりもリズムがドスドスとしっかり響いていて、ごきんじょにえんりょしたので。ニーノ・テンポさんのほうは、一曲目の「ディープ・パープル」の別ヴァージョンが好きなのだけれど、このベスト盤のは違うヴァージョンらしいというのを、久しぶりに聴いて思い出した。で、まぁほとんど違わないんだけれど、でもわずかでも違うと、なんとなくキュート度が減るような気がして(そう、キュートな歌唱なんである)、なんとなく気がそがれたんである。男女のデュオで、ポピュラーの小唄を歌うんだけれど、女の子のほうが音程が怪しくて、それがハモるときにとてもへんてこでキュートな感じになる。ジャズでも演奏されたり歌われたりするスタンダードが多いんで、その意味でも、聴いて楽しいデュオではあるのですが(たとえば「ウィスパリング」は、ガレスピーの「グルーヴィン・ハイ」の原曲で、両方いい曲で、聴き比べると両方好きになる)。