日帰りしてきた。ずっと原稿を書いていて深夜にメールで提出、で、年末からの原稿かきでかなりくたびれてたし朝起きたときはずいぶん体調が悪かったし、新幹線で隣に座った、スーツにスニーカーにマスクの柳場敏郎のニセモノみたいなあんちゃんは、ようわからんけど熱心にモバイル機器で住所録の整理かなにかをやったり、スポーツ新聞や雑誌を読んだりで熱気を振りまいて暑苦しく、あのマスクが風邪引きのいみなら、東京に着くまでに熱気と一緒に風邪の菌もうつったなあと思ったし、会場に早めについてしまって寒い中をうろうろしてしまったし、会議の最中は風邪っぽいかな?と思っていて、それもあってすぐに失礼して帰ってきたのだけれど、帰りの新幹線で少しうとうとしたりして、下宿に到着するころにはだいじょうぶになってたみたい。
風邪というと、この本。
- 作者: 野口晴哉
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2003/02/01
- メディア: 文庫
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風邪は自然の健康法である。風邪は治すべきものではない、経過するものであると主張する著者は、自然な経過を乱しさえしなければ、風邪をひいた後は、あたかも蛇が脱皮するように新鮮な体になると説く。本書は、「闘病」という言葉に象徴される現代の病気に対する考え方を一変させる。風邪を通して、人間の心や生き方を見つめた野口晴哉の名著。
この本を読んで以来、風邪を引きそうになると、「経過、経過・・・」と思いながら過ごすようになった。