自分むけにCOVID-19関連について現時点でどう考えることにするかをまとめておく。(その7:9/13-)

秋学期の対面授業が開始するタイミング。
toyokeizai.net
このところ見ている↑このサイトで、「実効再生産数」というのが再上昇しているみたい。数日ぶりにいま見たら、また「1」に迫りあるいは超え始めているように見えなくもない。それはよろしくない。何が起こっているのだろう。

9/20
忽那医師の記事。マスクはじつは防御にはあんましやくにたたないと思ってたら一周回って意外にやっぱり防御にもプラスになるんじゃないかという仮説。
「マスクが新型コロナの重症化を防ぐ、という仮説」
news.yahoo.co.jp
まぁ、ウイルスがいちどに体に入る量が重要じゃないかという話はまえからちらちら目にしてたので、こういうはなしはわからないではない。また、他人のためにマスクをつける、というよりは、自分にプラスになるよ、というほうがインセンティブになる。
まぁ、重症化を阻止できるのはありがたいけれど、無症候感染者の割合が増えることは社会全体からすると、ただでさえやっかいな今回のウイルスをよりいっそうステルス化しちゃわないかという気もしなくもないけれどそれは大丈夫なのかな…もちろん、重症化リスクがほんとに下がるならそのことのメリットの方が大きいのは間違いないだろうけれど。

10/17
k-i-t.hatenablog.com

11/16
第三波といわれている。気が滅入る。
先日、「ファイザー社が開発中のワクチンが有効ぽい」というニュースが流れた。自分的にはずっと「ワクチンには期待しない」としている。基本的に、従来のふつうの風邪のワクチンが存在しないのだから、新型コロナのワクチンだってできる理屈はないでしょう、というラインで理解している。いろいろ目にする情報で、たとえば新型コロナの抗体のでき方がどうのこうの、数値が上がりにくいとか、すぐ下がるとか、コロナに一度かかってもまたかかる人がいるとか、そういうのも目にする。また、そもそも新型コロナの話題のなかで、「免疫暴走」というワードを耳にしたこともあって、なんか素人が単純にワクチン→免疫→安心、みたいに捉えてるのだけでは足らないなあというのもある。そもそもワクチン(あるいは一般に薬)などというのは副作用というのもあり、治験を重ねてよほど安全性を確かめないといけない、それを急ピッチでなどというのはいかにも怖い気もしている。なので、某社でワクチンの開発が進んで何かが成功、などというニュースは、基本的に、イソジンと同種の、まぁ、政治的なり経済的なりの効果を狙った情報発信なのだろう、ぐらいに思っている。
なわけで、専門のお医者さんがどういうコメントを出しているのかは気になるところ。↓ほうほう。
news.yahoo.co.jp
基本的に、「基本的には良いニュースだが、すぐに現実に使えるものでもないので、わたくしたちはけっきょく粛々と今まで通りの対策をするべし」ぐらいの湯加減のよう。

11/20
さていよいよ火だるまの本番がはじまる見通しだなあ。なんかもうなぁ。
坂本先生のTweetを見て粛々と学ぶのである。

会食での感染
どういう状況で起きているのかイメージしやすい資料です。
(以下スレッドになっている)


11/22
k-i-t.hatenablog.com

11/28
淡々とマークしておく。西浦先生のインタビュー記事。4回の連載。
www.buzzfeed.com

11/29
厚生労働省「冬場における「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気の方法」。坂本先生のお墨付きつきで。

外気温が低いときに、「換気の悪い密閉空間」を改善する換気と、室温の低下による健康影響の防止を両立するため、以下の点に留意してください。

そうそう。「室温の低下による健康影響」というのもある。
このまえ寒かった日に、換気ばかり気にしててちょっと風邪ひきかけた。あぶないあぶない。
あと湿度も上げるべしだそうだ。うーむ。
自分は加湿器というのは昔から好かんわけで、寒い時に部屋が乾燥するといってもそれはつまり窓とか家具のうらとか押入れの中とかに結露を起こしてるということだろうから、加湿器をぼんぼん炊いたらそのぶん結露が増えて湿気る、ということを恐れている。「40%以上」というのが微妙な線ではあるね。加湿器を使わなくてもいけそうな気はする。

11/30
坂本先生による最新まとめ記事を淡々とマークしておく。各種のマスクの効果の表とか、感染力の時系列グラフとか、図表も手際よくまとまっている。
news.yahoo.co.jp

12/4
大阪で赤信号だのなんだの。
【速報】大阪モデル『初の赤信号点灯』を正式決定 “医療崩壊の危機”…通天閣も赤に点灯(MBSニュース) - Yahoo!ニュース
まぁ、そんななかで、
淡々と忽那先生の記事をクリップ。症状とか経過とかについての図表。たぶん前も見たやつの改訂版。
news.yahoo.co.jp

12/12
k-i-t.hatenablog.com

12/13
感染拡大には、気象条件の影響が大きいのじゃないか、という話。エアロゾル感染に当初からとくに注目してる方。


あるいは別の方。「冬のコロナが強い。感覚的には、0.1~0.2くらいRを押し上げているのでは? 」「いや、0.2~0.3くらいかな?」と。
たしかに、いま、実効再生産数というのを見てると、1をなかなか下回らない。体感的に第2波のときにこのぐらいの気を付け方で収束に向かってたはずというぐらいの感覚で活動してもぜんぜん収束してくれない、というかんじか。そういわれるとわかる気はする。
だとすると、そういう事情をきちんと発信する必要があるだろう。世の中の人間はさほどバカではなくて、総体としては、「このぐらいでよかったはずだ」のラインをある程度は守っていて、だからこそ実効再生産数が1ぐらいまでは抑えられてなんとか指数関数的爆発は今のところ押さえられているのだけれど、冬場という条件(乾燥、気温低下、室内活動の増加、換気の低下、みたいなこと?)をきっちりと念頭に入れて感覚をアップデートすべし、ということをきちんと共有する必要があるのかも、or、共有しさえすればもうひとがんばりできる、ということかも。

12/31
なんだかんだで2020年も大みそか。なんだかんだいって秋以降ひとつの記事になった。まぁ、自分の理解ということで言えば、つまり、とくに自分自身が感染対策をどう考えるかということについて言えば、まぁほとんど変わらないっていえばいえる。ただ、状況は悪化の一途であるようにみえる。すぐ上に書いた「世の中の人間はさほどバカではなくて、…」みたいな解釈はやはり好意的すぎるかんじはあるみたい。コロナの感染拡大というのが気分的にいかにもつらいように見えるのは、まぁ気温とかウイルスの変異株とかいくつかの重要なパラメーターがあるにせよ、大きくは社会の人々の行動を反映している、ということで。

そうそう、この間の話題というと、イギリスで見つかった変異株で、これが国内でも見つかったという。そりゃ見つかるわね。で、感染力が強いらしいので、これはよくないほうのニュース。ここにブックマークしてないというのは、たぶん、気が滅入ったからだろう。

Gotoが止まったとか、なんとかかんとかのニュースもブックマークしてないね。けっきょく世の中では忘年会そのた宴会も行われてたみたいだし、帰省する人もいるみたいだし、なんか感染拡大を止めるほどには効いてないないんじゃないかというやな印象。えーとつまり、このてのメッセージというのは、効くような出し方もあれば効かないような出し方もあるわけで、そういうのは教師をやっているとなんとなくかんじるわけだけれど、どうもこう、これは効く感じがしないなあと。そうすると、ブックマークする気も起らないというか。

和歌山県知事からのメッセージ、らしいけれど、感染対策をうまくやってるらしい和歌山県のリリース。県内で把握してるデータをいろいろなグラフで見せてる。感染や発症のタイミングとか、初発症状、感染経路、などなど。これは参考になるデータ。
www.pref.wakayama.lg.jp