もったいない」小中高生98%「知っている」 循環型社会形成に向けてアンケート実施(福島県)

http://www.gks.co.jp/2005/s-data/etc/05112401.html

もったいない」という言葉を知っていますか?――福島県がこのほどまとめたアンケート調査では、「もったいない」という言葉を小、中学、高校生とも98%が「知っている」と回答した。

 福島県では、「自然の生態系への配慮を優先する社会」「ごみのない社会」「もったいないの心が生きている社会」を目指し、「循環型社会形成推進計画」を策定している。循環型社会の形成に向けて「もったいない」という言葉の活用を図りたいものの、「年代による意識の差があるのではないか」と考えた。そこで、「もったいない」という言葉の認識状況等を把握し、施策の参考にすることを目的に調査を行なった。県内の小学5年生、中学2年生、高校2年生のうち合計2453人が対象、全員が回答した。

 「もったいない」という言葉を教えたのは、小、中、高生とも父母の割合が3割以上を占め、次いで祖父母が多かった。小中学生では、テレビやビデオの割合も高い。小、中、高生とも8割以上が「もったいない」と思うことが「ほとんど毎日」「ときどき」あったと思っており、「日常の生活において『もったいない』という感覚を持っている」(同県)という。

 「もったいない」ことについては、「食べ物、飲み物を残して捨てること」「水道の水を出しっぱなしにすること」「使っていない物や修理すれば使える物を捨ててしまうこと」などの順に割合が高く、各世代とも「もったいない」ことについて共通の認識が見受けられた。また、「もったいない」と思うことを大切にする社会を作るためにできることについては、「必要ない物は買わない、もらわない」「いらなくなった物を譲り合う」「ごみを正しく分別する」という答えが多かった。

 「もったいない」ということについて考えることについての自由記載では、全体の36%のおよそ900人から意見が寄せられた。小学生からは「割り箸を捨てないでまた使えばいいと思う」「電化製品を不法投棄せずに、家電屋さんに引き取ってもらう。もっとリサイクルする」という具体的な意見が寄せられ、中学生からは「もったいないと思うなら、初めからやらなきゃいいと思う」「『もったいない』という言葉が出てくるということは、今の社会では、ものを大切にしない人が増えているからではないのかなと思いました」という厳しい意見がみられた。高校生からは「『もったいない』がアメリカで通じるという事は知っていた。『もったいない』運動を県が展開してもいいと思う。市民の関心が薄いのではないかと思う」という意見もあった。 

なにがいいたいのかわからないっていうかへんなの。
「きっと最近のガキは「もったいない」って言葉を知らないんだぞ」と気の狂った発想をした人がいて、調べてみたら、んなわけないじゃん当然じゃん、な結果がでたわけだな。
こんなくだらないアンケートに予算と紙資源を使うことじたいがもったいないのである、というオチを、まぁ誰もが考えるわけで、たぶん福島県内の98%ぐらいの小中高校生がそう言ったと思う。