介護現場、56%が暴力被害 セクハラも

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060213-00000129-kyodo-soci

ホームヘルパー介護施設など介護現場で働く人の56%が、利用者や家族から精神的な面も含め暴力を受け、セクハラ(性的嫌がらせ)も42%が経験したことが13日、八戸大学の篠崎良勝専任講師のアンケートで分かった。
 アンケートは昨年6月から9月にかけて、不当な言動などで介護従事者の人権や職域を侵害する「ケア・ハラスメント」(ケアハラ)の実態を探るため、10都道県の計500人を対象に実施。286人から回答を得た。
 暴力のケアハラを受けたのは、自宅訪問するヘルパーの45%に対し、特別養護老人ホームなど介護施設の職員は78%に上った。全体では実際に殴られたのが35%、言葉によるものが18%だった。
共同通信) - 2月13日16時42分更新


いいたいことがわからんでもなさそうだけれどやっぱりわからんな。
介護従事者が、利用者からなにかされるのをハラスメントとして問題化するというのは、
たとえば教育に置き換えると、
教師が生徒からなにかされるのをハラスメントとしよう、ということか。
学校なら、「対教師暴力」とか、そういうレッテルがあるので、
ハラスメントという言い方はしないような気がする。
また、
介護サービスの利用者と家族というのはびみょうに立場が違うので一緒くたにしないほうがいいと思う。
また、「精神的な面も含め」というのを入れると、なんでもありになって、アンケートの聞き方のさじ加減で数字はいくらでも上下する気がする。
なので、
この調査っていうのは、さしあたり、調査というよりは、「ケアハラ」って言葉を流行らしたい!という意思表示なのだと思う。そういうつもりで心に留めておこう。

セクハラ・アカハラ・ケアハラ。
こうやって並べて書いておけば、いつか誰かがキーワード化したらわかるだろうというこんたん。