通勤電車で読む『介護のススメ』。「遊びリテーション」でおなじみの著者のちくまプリマー。学生さんに勧めるか。

学生さんに新書を勧めるときにわるくないちくまプリマーで、これは「遊びリテーション」でおなじみの三好春樹という著者の本。団塊の世代で運動をやって高校中退になってしばらく肉体的な仕事を転々として介護の世界に入り…といった自分のはなしをふりかえりつつ、まぁええかんじのエピソードをたくさん入れつつ、介護というものの考え方もいい感じに示している。以前、ゲームという関連から「遊びリテーション」に気づいてDVDを買ったり本を読んでみたりして、よかった記憶があるけれど、これもやはりよかった。
福祉の世界で「遊びリテーション」てのがあるんやと。NHK「福祉ネットワーク」ってのでやってた。 - クリッピングとメモ
『遊びリテーション学』。「学」っちゅうより、ええ話まんさいのよい本。 - クリッピングとメモ
「遊びリテーションDVD」ようやく見た。ふつうにゲームのネタとしてつかえそう。 - クリッピングとメモ
DVD見て思ったのは、教育の世界と近いし考え方も重なるところがたくさんありつつ、感覚的に違うところも見えたということ。この本でも、ちょっと似た感想はある。教育の業界にある理想主義みたいなものもありつつ、同時に、すごくプラグマティックというか。