学生による空き店舗利用で街に活気

http://eri.netty.ne.jp/educationnews/2006_04.htm#23_02

武蔵野大や一橋大、明治大の学生が大学付近の商店街の空き店舗にカフェや青果店を出し、商店街の活性化に一役買っている。商店街関係者と会合を重ね、内装の設計や工事なども店主の協力を受けて自分たちで手づくり。メニューや扱う商品にも研究や工夫を重ね、地元住民と学生の交流で商店街を活気付けている。
[2006年4月23日付 毎日新聞より要約]

先日のこの本(http://d.hatena.ne.jp/k-i-t/20060422#p1)を思い出したが、あれはプロのクリエイターとかアーティスト(曲がりなりにも、というのかはしらないけれど)がコラボレートするって話だったと思うし、もとはくほうどうの人が仕掛け人になるって話だからねえ。学生さんとは話が違うと思えなくはない。
ま、うまくいけばそれにこしたことはないけれど。ていうか、こういうのはウチの近所でもやっているのだけれど、ビジネスとして長く成功していくのかなあ。4年で卒業していくって立場の学生さんが、商店街の青果店の、たとえば5年後10年後の商売の責任をどう取っていけるのか、みたいなところはどうなっとんのやろう。赤字が出たら大学が補填してくれるのかしら。
まぁ、カフェなら、ずっとながらく学生の溜まり場としてやっていけるかもしれないし、労働力も学生が低賃金で供給してくれるかもしれないけれど・・・えてしてそういうのって、「商売抜き」みたいになってしまうような気がするんだけどなあ。また、商店街全体に活気を呼び戻すことになるってより、学生の溜まり場ができて商店街の雰囲気が崩れるみたいになるリスクはないのか、とかね。
そういうところがクリアできるのなら、おもしろいと思う。