喜ぶのはまだ早いと米有力議員=米業界、「日本は信頼できぬ貿易相手」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060622-00000028-jij-int

【ワシントン21日時事】米貿易政策に大きな影響力を持つグラスリー上院財政委員長(共和)は21日、米国産牛肉の輸入再開をめぐる日米合意について「喜ぶのはまだ早い」とする声明を発表した。同委員長は肉牛生産地であるアイオワ州の選出。
 委員長は「事前査察の実施の約束が輸入再開を意味するものではない」と指摘。「引き続き科学に基づいて日本が実際に輸入を再開するまで圧力を掛け続ける」と述べた。
 一方、業界団体の全米肉牛生産者協会(NCBA)のジョン会長も声明を発表。「日本は信頼できない貿易相手国だ」とし、8月末までに輸入が再開されない場合に対日制裁を発動する法案への全面的な支持を表明した。 
時事通信) - 6月22日7時1分更新

「科学に基づいて」ということばの差し挟み方に注意すること。