ビデオ『構成的グループエンカウンター 実践技法』おもろかった。

全8巻のビデオが買ってあって、それを見たのだけれど、面白かった。
http://www.toshobunka.co.jp/books/booksapp/isbn/ISBN4-8100-VIEN-0.asp
じつは、面白そうなほうからってことで第8巻「保護者編」から逆順に見ていったのである。それがよかった。
「構成的グループエンカウンター」ってのがじっさいには学校で流行ってるってのはわかるのだけれど、ビデオで見ていると、うまくいってるように見える例でも、私にはうまくいってないように見える例でも、いずれにせよ学校っぽいのである。授業やってんじゃないんだから、学校っぽくないところが持ち味でしょう、という前提で見るならば、保護者のおじさんおばさんたちが保護者会でエクササイズやって適度に仲良くなりかつ自己発見する、みたいなのがいちばんそれっぽいようにもみえる。それを見て、それ基準で、以下、高校編、中学校編、小学校編、と見ていくと、ものすごく「学校でやってる」感を感じるのである。小学校低学年ぐらいになると、ようやく、学校っぽくない感じがでてくる。そう考えると、中学・高校の現場ってのがふだんどんだけ大変かってことでもある。
そんなこんなをずっと見てきて、さいごの第1巻「原理編」のラストを見ると、なんともいえない味わいになって、それまで違和感を感じていた人物が、意外と愛すべき人だったかもしれないと思わせたりもすることになる。