先日買った本の中では『絶妙な「段取り」の技術』がよかった。ベタに「プロジェクト管理」の教科書として学生に。

似たような本を4冊購入した(http://d.hatena.ne.jp/k-i-t/20080217#p1)のをさーっと読んだが、そのうちでいうと↓これがまぁよかった。

絶妙な「段取り」の技術 (アスカビジネス)

絶妙な「段取り」の技術 (アスカビジネス)

「段取り」の本、というより、「プロジェクト管理」の教科書、というかんじ。あたらしいことが書いてあるというより、ふつうのことがまとめて書いてあるというかんじで、これは学生さんが読むといいかもと思った。
で、
ほかの3冊もあわせた感想だけれど、「なんとかハック」みたいなタイトルの本のほうが面白い。自分は、Tipsを読みたいのだ、ということと、それから、「仕事とはTipsなり」という見切り具合が、当世風で面白いと思う。
ていうか、この辺の本って、多分に著者の年齢・世代によって内容がぐぐっと違ってくるというかんじで、50台後半の著者だと、「仕事の整理・改善術」の本なのに、説教がたくさん書いてある。失敗したら深く頭を下げて謝れ、とか。仕事終わりに上司に飲みに誘われたら「よろこんでお供します」と言ってついていけ、とか。べつに、失敗したら謝るのはとうぜんなのだけれど、それを「仕事の整理・改善」の本の中に書いてしまうというあたりに、オジサン的なうざさがあるような。きをつけねば。