<携帯メール>中学2年の過半数「1日11通以上」 全国調査

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080516-00000011-maiall-soci

5月16日13時15分配信 毎日新聞
 携帯電話を所有する中学2年生のうち、メールを1日11通以上送受信し、深夜でも止められない子供がそれぞれ過半数に達することが、日本PTA全国協議会が15日発表した「子どもとメディアに関する意識調査」で、明らかになった。親の目の届かないところでネットに親しむ子供たちが増えていることが裏付けられた形で、携帯電話の持たせ方やネットでの作法など、早期教育はますます重要になりそうだ。
 調査は2007年11月、テレビ、ゲーム、マンガ、携帯電話、パソコンの利用について、全国の小学5年生約1700人と中学2年生約1900人、保護者約3500人の回答をまとめた。保護者は母親が9割で、40代が6割、30代が3割だった。
 携帯電話を持っているのは小5は19.3%、中2が42.9%で、前年調査と変わらない。小5、中2とも8割が自宅でパソコンを利用していた。
 携帯電話所有者のうち、メールを1日11通以上送受信しているのは中2で54%。このうち1日51通以上というヘビーユーザーは、16%もいた。小5でも「11通以上送受信」は15%もあり、メールでのコミュニケーションが低年齢層でも拡大している。
 小5でも、携帯電話を使っていて「深夜でもかまわずメールのやり取りをしてしまう」(11%)、「メールの返信がないととても不安」(18%)、「食事中も手放せない」(9%)など、携帯電話に依存する傾向が現れており、中2では「深夜でも〜」(51%)、「返信がないと〜」(24%)、「食事中でも〜」(21%)とさらに顕著になる。
 また、「親の知らないメル友がたくさんいる」は小5で5%、中2で35%に上るほか、「学校裏掲示板に書き込みをしたことがある」(小5=1%、中2=4%)、「友だちの許可なく、他の人に番号やアドレスを教えたことがある」(小5=2%、中2=12%)、「友だちにも相談できないことがある」(小5=12%、中2=14%)など、トラブルになりそうな利用法も挙がっていた。
 パソコン、携帯電話を合わせたネットの利用法は、小5、中2とも「ホームページを見る」が最多だったが、小5は「チャット」(10%)、「ネット取引」(9%)、「ブログ、プロフの作成」(5%)など。中2は「電子掲示板を見る・書き込みをする」(30%)、「ブログ・プロフの作成」(21%)、「ネット取引」(18%)などだった。小5、中2とも携帯電話よりパソコンで使っているケースが多いが、中2では電子メールは携帯電話の方が多く、音楽配信はパソコンと携帯電話がほぼ同じ割合だった。
 ネットを通じた友だちとのコミュニケーション手段では、小5の12%が「オンラインゲームのチャット」で最多。中2は「電子メール」が半数に上ったほか、「ブログの掲示板への書き込み」「チャット」が2割を超えた。【岡礼子】

1年生中心の授業で、新聞記事の切り抜き&コメントをさせている。そしたらこの記事でえらく切れてた学生さんがいて面白かった。じっさい、子どもが携帯を使ってたからなんだというのだ!と。
まぁ、私は携帯電話を持っていない人なので、携帯電話が子どもの頭をゲーム脳にする恐怖があるかないかはわからないし、携帯電話を使っている子どもがPTA協議会のひとや毎日新聞の記者よりメディアリテラシーが低いか高いかもよく知らない。
でも、私は携帯電話を持ってなくても不便ではないし、ほんの10年ぐらい前までみんなそうだったのだから、もし携帯電話が有害なら、どんどん規制して、携帯電話市場をどんどん縮小させて、できれば世の中から携帯電話をなくせばいいと思う。えーと、もし本気で携帯電話が有害だと思ってるんなら、携帯電話の各社が競って各種サービスを提供して利用者を携帯漬けにしようとしている状況を断つことは、二酸化炭素を規制するよりずっと実効性があると思う。えーと、もしホントに本気で携帯電話が有害だと思ってるんなら、という話ですが。私は困らないです。