『計画と無計画のあいだ』読んだ。西部劇みたいなところがおもしろかった。出てくる人たちがみんないい顔をしてる。

計画と無計画のあいだ---「自由が丘のほがらかな出版社」の話

計画と無計画のあいだ---「自由が丘のほがらかな出版社」の話

「自由が丘のほがらかな出版社」ことミシマ社の社長の人が本を書いたということで、読んだ。Webマガジン『平日開店ミシマガジン』(http://www.mishimaga.com/)をちょくちょく見ていて(今日の記事江弘毅アジールとしてのお好み焼き屋」(http://www.mishimaga.com/nomikui/003.html)もとてもよかった)、ミシマ社という会社についての連載「ミシマ社について」というのも面白く読んでるので、面白いだろうなと予想していて、やっぱり面白かった。
で、やっぱし、後半の、考えが書いてあるところより、前半の、会社を立ち上げて「凸凹メンバー」が集まってくるところが西部劇みたいでおもしろかった。メンバーの人たちも、それから周辺の人たちも、映画で言えば「いい顔をしてる」かんじなんである。”仕掛け屋”キムラの鮮烈な登場場面とか、紀伊国屋書店の百々氏&ガッツ軍団の人たちとか。