通勤電車で読む『わたしの少女マンガ史』。

わたしの少女マンガ史―別マから花ゆめ、LaLaへ

わたしの少女マンガ史―別マから花ゆめ、LaLaへ

『別マ』の初期に編集長として関わった後、白泉社の立ち上げに加わって『花ゆめ』『LaLa』を作り出した編集者、のちに白泉社の社長さんになった人の回顧録。少女マンガの歴史はこういう人に語ってもらう必要がある、と思いつつ、もうちっと具体的なエピソードをいろいろ語ってくれたらいいのになあとも思った。この本じたいに、もうすこし凄腕の編集者が付いたらもっと読みごたえがある話をどんどん引き出せたのでは、と。まぁでも、『別マ』『花ゆめ』『LaLa』というと、ストライクどまんなかですからね。おもしろかった。