古本まつりで買ってた『終りなき世界』。1990年の対談。

終りなき世界―90年代の論理

終りなき世界―90年代の論理

先日の古本まつりで買ってた一冊。1990年の対談。まだバブルだし、日米貿易摩擦なんかがトピックだし。このあとバブル崩壊になったりリーマンショックになったり9.11が起こったりすることは、知られていない世界。まだ湾岸戦争さえなかった世界である。今の眼から「答え合わせ」的な関心で読むと、まぁ物足りない気はすると思う。まぁあからさまなヘマは言っていないようにも見えるけれど(ただ、景気の見通しだけは楽観的だったみたい)。まぁ、いま現在のことが読みたければ、いま現在の柄谷行人を読めばいいというはなしですが。