『貧乏人の逆襲』の著者の人で、
素人の乱の人が書いた本。例によってふざけた文体で、しかしこの本ではやや生真面目に、ＤＩＹなスペースの作り方について語っている。著者の人が「
素人の乱」というリサイクルショップを運営しているわけで、そのときどうやったかを語っているわけだけれど、まぁ自営業をなりたたせるうえでのそれなりに実務的な話にもなってくるわけで、そうするとまぁ文体はともかく内容としては意外に生真面目に書いていたりするわけである。でまぁそういうのを書きつつ、他方では、世界のあちこちで著者とおなじようにＤＩＹな人たちというのはいるわけで、ＤＩＹなスペースを作ったりしている（著者の本『貧乏人の逆襲』の翻訳本を読んではじめたという人たちの例も出ていて、著者は世界にマヌケを広めるいい人なのである）、そういう実例をあれこれ紹介している。
