- 作者: 松田青子
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2016/08/26
- メディア: 単行本
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もともと某雑誌の評論から『スタッキング可能』に流れて読んでみて(http://d.hatena.ne.jp/k-i-t/20150426#p1 http://d.hatena.ne.jp/k-i-t/20151110#p1)覚えた松田青子という人の、超短編集。以前、この本にも収められている超短編のシリーズが掲載された文芸誌をたまたまぱらぱらと見たことがあり、まぁそのときは、なめてるな、と思ったわけだけれど、まぁそれはそれ。『SuddenFiction』などという本も昔あったわけで、嫌いではなかったわけなので、こういう超短編の小説はそれはそれでアリとは思ってるのだった。で、この本、やはり仕掛けで勝負する松田青子、という当初の印象は大枠かわらず、まぁ仕掛けと少しの批評性、というかんじ。印象はわるくなかった。