いまさら見た『ブレックファスト・クラブ』。

『ハイスクールU.S.A.』とか読んで、これは見ないとと思って以来幾星霜、どうせいつか見るだろうと思っていたら現在に至り、そういえばということで見てみた。でまぁ、登場人物のうちの不良がお話を進めていく感じとか生理的にイライラさせるし、なんか基本的に一部屋の中で登場人物同士がああだこうだ台詞を言い合っているだけなので(舞台劇みたい)、ちょっとグッとくるきっかけをつかめなかったし、アメリカ人の高校生は妙にガタイがよくて気持ち悪いしガリ勉のアンソニー・マイケル・ホールは逆にヒョロガキ臭くて生理的にきつい、そういう連中がマリファナをやりながら親がどうの友達がどうのと言いあっているので、なんか変な「中学生日記」みたいだった(というのがいまのヤングの皆さんにはわからないね)。
そして、
映画なしでは生きられない

映画なしでは生きられない

この本の方が言っているように、ゴスっ子がゴスっ子のまま認められることのない結論は、やはり辛いのだった。