通勤電車で読んだ『「やること地獄」を終わらせるタスク管理「超」入門 』。

こういうタスク管理系の入門書を、できれば新書で、学生さんに勧めたらはやいんちゃうかといつも思っている。で、この本、導入はけっこういいかんじで、コンビニのバイトのときのちょっとした工夫がタスク管理になった、というあたりは、学生さんにも響くだろうなーと思った。んだけれど、3章あたりからの具体的内容が、リストのあれこれ、みたいな言葉の紹介みたいになってて、うーん、そこはもうすこし具体的実践例から入ってくれる方が学生さんたちに響くだろうなーと思いながら読んでた。言葉の整理とかはけっこう網羅的で、それはそういう意図で、整理するぞということで整理して言葉の紹介をしてるんだと思うし、まぁ、自分自身的にはこの手の本(この著者の本をふくめ)をけっこう追っかけて読んだような人種なので、言葉の整理とか紹介とかはありがたいんやが、学生さんが人生の一冊目に読むことをイメージすると、なんかもうちょっと構成のしかたはあったかなあとは思った。