通勤電車で読んでた『フロイトとの対話』。精神分析史家の創作した、あの世から一日だけ生き返ったフロイトとの対話。

買ってしばらくつんどくになっていたのだけれど、某日、臨床心理の研究室に行ったら購入本の中に並んでるのを見て、なんか先に読みたくなったので、通勤電車で読んでた。著者は精神分析史のひとで、本書はまぁ入門向けの読み物。あの世からフロイトが一日だけ生き返ってきて著者のインタビューに答えてくれるということで、ウィーンのフロイト行きつけのカフェで待っているとひょっこりフロイトが現れて、葉巻を吸ったりコーヒーを飲んだりしながらあれこれインタビューする、みたいな本。話題はフロイトの生活史と精神分析の理論について、ということになるんだろうけれど、まぁ、フロイトが生まれてから(生まれる前から?)『夢判断』の刊行までで時間切れになりました、ということで、精神分析誕生前史みたいなところ ー そこですでにフロイトは重要な仕事をいろいろしているのだなあ ー をじっくり喋って(るというテイで書いて)いる。なにせあの世から一日限りで生き返って来てるので、身体が痛いとかもう年寄りだとかいいつつ、まぁしかしお気に入りのウィーンのカフェで上等の葉巻を楽しみながらドイツ語交じりにしゃべるフロイトはなんとなくそれっぽくて、まぁ、読み物として面白く読める。
あと散髪した。