録画してた『ドキュメント シン・仮面ライダー』みた。

『シン・仮面ライダー』公開時にNHKでやってたのを見た。『シン・エヴァ』(https://k-i-t.hatenablog.com/entry/2023/03/21/002500)のときもNHKのドキュメンタリーが現場の混乱を捉えていたけれど、今回もちゃんと現場は混乱していたようだ。今回はアクション監督が振り回されてた。で、池松くんがアクションの演出に関してかなり主体的にかかわっていたようにみえてちょっとおやっと思った。現場のしんどさはともかくとして、庵野監督のありかたが、なにかおもしろいものを生みだすんじゃないか、というかんじはたしかに見られた。殺陣は段取りであって、段取りをいっしょうけんめいやってるかぎりアクションはリアルにならない。そこで庵野監督は「殺しに行ってないじゃないか」と言うわけだけれど、ショッカーが本当に殺しに行ってたら池松くんは死んじゃうわけで、そうしないために殺陣は段取りなのである。じゃあどうすればいいんだよということで、現場は停滞するわけだけれど、そういうときに庵野監督が何に反応しているのかを敏感に察知していたのが池松くんだったというのがハイライト。
こちら↓は考察。
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