以前、なんとなく夜中にテレビをつけたら、たぶんテレビドラマシリーズの最終回的なやつをやっていて、途中からほとんどクライマックス的なところだけ見たんだがなんか松田るかとか中川大志とかが盛大な顔芸を見せつつ崩壊破滅していくってのをたまたま見て、これは面白いのではないかと思った覚えがある。たぶん自分が浜辺美波を認識したのもそのあたり。で、池田エライザ、中村ゆりかあたり、あるいはまぁ森川葵や福原遥を含め、まぁ三戸なつめも入れても、けっこう贅沢に若手女優を登場させてて、見てて楽しいわけである。で、お話としても、頭脳+胆力のキレキレの勝負というのは面白い。でもまぁたぶんテレビドラマシリーズのが面白かっただろうなという気はする。えーとつまり映画版だとこういう設定とたくさんのキャラクターを説明する時間がないので、いきなり「皆さんご存じの…」というふうに始まるわけで、しかも、学園のトップたちが栄華を極めながら主人公との勝負で追い詰められて崩壊破滅していく、というのにはやはりあるていどの時間経過が必要で、テレビドラマシリーズならあるていどはそのペースが再現できただろうけれど、2時間の映画でそれをやるのはしんどいだろう、ぐらいの意味。
ところで、これ見てたら学校って要するに「制服」と「スクールカースト」のことなんだなあと。