親と関係の良い子は勉強が得意…ベネッセ調査

もうひとつ、同じ調査から切り出された記事。これは読売。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20050510i515.htm

親との関係がいい子は、勉強が得意――。そんな結果が通信教育大手「ベネッセ」の調査研究機関「ベネッセ教育研究開発センター」が10日、発表した調査で明らかになった。

 調査は昨年11〜12月に、公立校に通う小学4年〜高校2年の約1万5000人を対象に実施。親との会話の頻度やかかわり方を尋ね、「いいことをした時にほめてくれる」など肯定的な会話やかかわりが多い子供を「肯定型」、「いつも『勉強しなさい』と言う」など否定的なかかわりが多い子供を「否定型」、どちらも多い子を「密着型」、どちらも少ない子を「希薄型」と分類し、四つのタイプごとに、勉強についての得意意識を調べた。

 その結果、「ものを覚えること」を「得意」と答えた小学生が、「希薄型」の52・2%に対し、「肯定型」では65・9%に上ったのをはじめ、「熟考力」や「創造力」「文章力」など10項目中9項目で、「肯定型」の小学生が「得意」と答えた割合が一番多かった。

 一方、1日のテレビの平均視聴時間は、最も多い中学生で2時間15分に上り、中学生の4割は1日3時間以上テレビを見ていた。これに対し、平日の平均学習時間は、最多の高校生でも1時間2分。「ほとんどしない」子は、小学生で6・7%、中学で19・3%、高校で30・5%と学年が上がるにつれて増えた。

(2005/5/11/00:04 読売新聞)