学習調査:中学生以上で学習時間二極分化 民間調査

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/edu/news/20050511k0000m040123000c.html

中学生以上になると「勉強の仕方がわからない」など学習に関する悩みが増え、家庭で勉強しない子が多くなることが10日、ベネッセコーポレーション岡山市)の調査でわかった。同社は「中学に入学する時期に家庭や学校でサポートする仕組みが必要」と指摘している。

 調査は昨年11〜12月、公立校に通う全国の小学4年生から高校2年生の約1万5000人に、生活時間や親子関係などについて聞いた。

 平日の家庭での勉強時間を尋ねたところ、「ほとんどしない」子は、小学生では7%だが中学生では20%と3倍近くに。高校生になると31%を占める。一方で「2時間以上」は小学生で13%、中学生で25%、高校生では28%と学年が上がるほど増え、勉強時間の長さが二極化している。

 「上手な勉強の仕方がわからない」と答えた小学生は39%。中学生では72%と急増し、高校生では76%にも上る。「どうしてこんなことを勉強しなければいけないのかと思う」「勉強しようという気持ちがわかない」という子も、学年ごとに増える。

 同社教育研究開発センターの木村治生さんは「中学では授業内容が高度になり成績の評価も厳しくなるため、学習意欲を失いがち。学習に関する悩みが倍増する中学時代に、親や学校がどうかかわりサポートするかが、その後の学習行動に影響を与える」と話している。【大和田香織】

毎日新聞 2005年5月10日 22時08分

ベネッセの調査、で、たぶんこのふたつは同じ調査からの記事なのでは?とおもう。